天声手帳

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最近の中国の変貌ぶりがすごい

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最近の気になるニュースは中国の進歩に関する記事が多くなったことである。
以前は爆買いで日本製品のよさがわかりはじめたとか、日本に来た観光客が日本人のマナーのよさに感心しているなどで、どちらかというと日本の優越感をくすぐる感じだったが、最近は様子が違う。

 読売オンラインの深読みニュースに、中国の接客サービスが飛躍的に向上したニュースが載っている。スマホアプリで注文だけでなく、店員の顧客評価まで把握しボーナスや昇給につなげているからだという。スタッフの行動はユニクロや日本のコンビニの店員の挨拶を真似て、接客を学んでいる。
これは飲食業だけでなくタクシー業界にも波及しているという。

www.yomiuri.co.jp

 

接客サービスだけではない、ひどいといわれていたトイレ事情も変化している。
TOTO製の便座が激売れし、ウオシュレットも当たり前の清潔さになってきた。

 

toyokeizai.net

さらに中国は国をあげて構造改革に取り組んでいる。過剰生産能力などの解消、供給側の技術革新の推進、インターネットであらたなビジネス分野を開拓などである。中国は今が昔の日本の高度成長期などとたかをくくっていた日本企業が慌て出す取り組みである。CO2の削減もきっと早い段階で、日本を上回る目標を出してくるかもしれない。

www.yomiuri.co.jp

 

これらは今や中国が世界第二位のIT大国となったことが生み出した成果である。
個人がインターネットを利用して、月200万も稼ぐ人があらわれている。

news.yahoo.co.jp

 

この進歩は今後5年以内に確実に日本を追い越すと思う。ITに関しては日本が中国から学ぶ時代になる。もう情報化に国境はないのだから、日本だ、中国だという方が遅れているのかもしれない。


このまま追い越されたら、私たちは日本らしさをどこに求めていけばいいのか。
言葉のよるコミュニケーションはますます薄れている。ネットによるコミュニケーションが普通になる。

ネットによるコミュニケーションに慣れていない世代はとまどうばかりである。