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天声手帳

話題のニュースや身近な事件で感じた事です

素人そば打ち段位認定大会の応援

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私のそば打ち仲間は公民館の調理室や生協の会議室を借りて、月2回の研鑽会を開催している。メンバーは15~6人程度で毎回10人くらいのメンバーが集まる。まだ発足して3年目だが、段位認定大会の前には2泊3日の合宿で地方に出かけ、自分たちの技術向上とともに、他のそばクラブとの交流もはかっている。

 

研鑽会の日には自宅から持ってきたそば打ち道具を運び入れて道場の設営、終わってからはかたずけとそば粉のそうじ等、自前の道場を持っていないので毎回かなりの重労働が伴う。それでもお昼には賄い担当の方が打ったそばをみんなでいただき、料理の得意な女性軍が毎回おいしいものを持ってくるので、食卓が蕎麦以外の惣菜やデザートであふれんばかりとなる。毎回おいしいものが食べられるのも大きな楽しみのひとつである。

 

そば打ちの方は初心者の方には特定の指導者をつけるがそれ以外は各自工夫しながら、それぞれの技量に合ったそばを打つ。手空きの人がそれを見学し、上位の段の方はアドバイス、下位の段の方はやり方を見て学ぶことになっている。あたらしいやり方を他で学んできた人がその技術を披露すると、みんな集まってそのやり方を学んだり解説したりとにぎやかにみんなで情報を共有する。段位に挑戦できるのは年1回なので、みんなその時期が近づくと研鑽に力が入り、40分という限られた時間内で終了できるようになるまで、練習する。

 

先日は東京の麺業会館で段位認定会が開催され、仲間が4人も挑戦した。当日は各地から集まってくる人たちで狭い会場がごったがえしていた。初段認定が3回、2段認定が2回に分けて行われるが、みんな緊張感で口数も少なくなるほど真剣で、年配者も若者も一生懸命取り組んでいる姿がとてもすがすがしくさわやかである。

私は今回は受験組ではないので、応援を兼ねて仲間の受験者を激励に行った。試験は服装や爪の検査もあるので、着替え後の点検はみんなで確認する。仲間の中には主催者側の手伝いをする人もいるので、審査員ではないが見慣れた顔が近くにいるだけで、受験者はちょっとほっとする。

 

緊張した時間が過ぎて、発表の時はもうまな板の鯉の心境になるが、幸い受験した4名全員が合格できた。合格した喜びをみんなで共有し、ファミレスでささやかな祝賀が行われた。そば打ちという趣味を通じての仲間づくりが、こんなにうまくいっているのもめずらしいのではないかと思うほど、みんな仲がいい。自分だけでなくみんなで協力すること、足りないところは遠慮なく意見をぶつけあってまた新しい発見があること、そんな繰り返しが仲間の絆を強めたのだと思う。

 

次回は私が受験者になる番である。3段なんて合格できる自信はないが、みんなと一緒にがんばることに意義があるので、試験の日までしっかり研鑽を積んで、合格をめざしたい。