天声手帳

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自宅でそば会を開催

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近所の奥様方3人を自宅に招いてそば会を実施した。3人とも私の打ったそばをおいしいと言ってくれる地元の自主防災会の役員である。防災訓練のときに非常食を担当している方がリーダーになって、まとめてくれて日曜日のお昼に来ることになった。

 

自主防災会の懇親会の時にそばの話になったので、私の所属しているそば研究会にそばを食べに来ませんかとお誘いしたら、3人で来てくれることになった。ところが後日、私が日程を間違えて伝えてしまったことに気づき、日程変更を伝えたら皆さんお忙しくて来られなくなってしまった。それで急遽、都合のつく間違えた日に自宅にお呼びしたのである。前日のそば打ちのときに仲間に話したら、会長が10割そばを持って行って
いいよと言ってくれた。

 

私は自主防災会の役員で3人とは以前から顔見知りであるが、カミさんは2人とはまだ面識がない。事前になりゆきを説明して、カミさんにそばに合う手料理を頼んでおいた。自宅は1年半前にリフォームしたので、まだきれいな状態である。以前にも親しい友人や親せきが来た時にそば会をやっているので、初めてではなく二人ともお客が来るのは慣れている。

 

当日は玄関をきれいにしてから、飲み物の買い出しに出かけた。カミさんは料理づくりに忙しいが、料理は得意なので楽しそうである。私も普段は防災会のこと以外は、あまり話したことはないので、どんな話がでるか楽しみだった。私が住んでいるのは、戸建ての開発地なので同じようなつくりの家が多い。家の広さや庭も似たり寄ったりなので、家のリフォームに奥様方の関心が集中した。カミさんも女同士なので、すぐうちとけて、リフォームしたときの苦労話や庭の手入れの話をしていた。

 

そばは茹でるのも私の担当で、当日は暑い日だったので、大根おろしと鰹節を乗せた越前おろしそばにした。皆さんがおいしいと言ってたくさん食べてくれるのが、そば打ちにとっては何より嬉しい。おかわりはいただいた10割そばを出した。最後のデザートは神楽坂の紀乃善のマネをして、抹茶ババロアをカミさんが作ってくれた。これは私の好物で、以前神楽坂の近くに職場があった時に家族のお土産に買ってきたものである。今はカミさんが手作りしてくれるようになった。

 

あっという間に時間が過ぎ、夕方の帰る時間になって、みなさん名残おしそうに引き上げた。短い時間だったが、普段近所づきあいしていても、家の中まできていただいて、一緒に歓談する機会はなかなかない。来てくれた人に喜んでいただけるなら、信頼できる友人知人を招いて、こういう形で絆を深めるのも老後の楽しみの一つになりそうだ。