天声手帳

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熊本で大規模地震が起こり、大変なことになっている

熊本で大規模地震が起こり、大変なことになっている。

14日夜9:30頃テレビのニュースで報道され、震度7熊本市や隣の益城町で被害が出ているとのこと、熊本空港はすぐそばでそこで女子プロゴルフが開催される予定で、選手が集まっていた。結局ゴルフは中止になり、しょうがないだろうなと思っていたら16日未明の1:25今度は震度6強の地震が発生、南阿蘇村で大きな被害となった。

 

気象庁は2回目の地震が本震で最初は前震と訂正、その後も余震は続き、その数500回を超える。18日12時現在で死者42人、不明10人、家屋倒壊や土砂崩れ多数、鉄道は止まり、観光客は激減、近くの工場は操業停止で、モノ不足は全国に広がりそうである。株価も暴落しテレビのニュースはどこを見ても地震のニュース一色である。

 

続いて17日には南米エクアドルでM7.8の大規模地震、こちらは死者246人という。安倍総理は15日に熊本入りの予定だったが2回目の地震で急きょとりやめ、官邸でひきつづき対応を指示することになった。死者の数を見れば、世界的にはエクアドル地震の方が注目されるかもしれないが、今の日本は熊本で手一杯、被災地に支援の手を!の声があちこちから聞こえはじめた。

 

私は地元で自主防災のボランティア活動をしているので、熊本の状況はとてもひとごととは思えない。昨日はその役員会議があったが、日頃からの防災活動の意味が以前よりづっと重みを増し、出席者には真剣に取り組まねばとの意気込みが感じられた。防災は公助より自助、共助が大切だという。自治会に入りたくないと共助を平常時から拒否している御仁が増えている。大きな犠牲を払って我々に大切な教訓を与えてくれている被災地の方々の思いを無駄にしないためにも、もう一度足元の地域貢献を見直すいい機会ではないだろうか。